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昔々、スーツの着こなしについて熱く語っていたブログ。今は、言いたい事を言いたい時に語るんです。

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若い衆の相談に乗って話し込んでしまった影響でアップの間隔が開いてしまいました・・・


さて、先日「偽装」の件について取り上げましたが、ちょこっとそれ絡みで別のお話しを取り上げてみたいと思います。


「 fatte a mano 」


この言葉をご存知でしょうか?

「ファッテアマーノ」というイタリア語で、手作りの・・・という意味で、そこそこ高級な革靴の底部分に、ブランドネームやサイズ表示と一緒によく刻印されてあることがあります。

ここで一旦話しを脱線させますが、いわゆる紳士靴の製法において大きく2つに分けるとするとどんな製法に二分しますか・・・と言うと多くの方は咄嗟に「グッドイヤー製法」と「その他の製法」の違いを思い浮かべられるかもしれません、

しかし、実はそれよりも広義の違いで「手縫い製法」と「機械縫い製法」という分類がまず初めにあってしかるべきかと私は思います(主にアッパーとソールを縫い合わせる工程を指す製法)。ちなみに、広く知られている「グッドイヤー製法」も「マッケイ製法」も実はこれ全て『機械縫い製法』の一種に過ぎません。

そこで、話しを元に戻して「fatte a mano」という言葉から考えれば、これって「手縫い製法」に与えられる呼称だと思うんですよね、もしくはそうでないとしても、機械縫いであっても手仕事の巧みさが十分に滲み出ている作りのしっかりした靴に与えられるべきではないでしょうか。

ただ、現実はそうではなく、多分に流れ作業的なラインを経て生産されたであろう画一的で味の薄い製品にも「fatte a mano」と刻印されてあり、ひどい場合は売り手がそれを「これは手縫いで作られているんです・・・」とアピールする事もあります。

では何故そんなに多くの靴に「fatte a mano」と刻印されているのかというと、製造国の規定により「全工程中、数十パーセント以上手作業の工程が含まれていれば『fatte a mano』と表示する事を許可する」とされているんだそうで、

例えば、洋服地の「スーパー○○'s」という表示についても、その服地全体の中に「何パーセント以上の割合で『スーパー○○'s』が含まれていれば、それで「スーパー○○'s」の冠をつけることが可能だったりもするんだそうです。

「fatte a mano」にしても「super 100's」にしても、その言葉や表示自体がブランドのように扱われてしまって、それを冠することを重視する余り、名乗ることが出来る為の条件を引き下げて結果的にその言葉の持つ本来の重みを失ってしまっているように思えて寂しい気がいたします。


さて、以上は実は長い前振り部分でございまして、実は最近知った「Made in ITALY」の表示可能範囲に関する興味深いお話を本題として取り上げたいわけでございますが、それはまた明日のお話しという事で、本日はこれにて失礼いたします。



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まとめ

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