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昔々、スーツの着こなしについて熱く語っていたブログ。今は、言いたい事を言いたい時に語るんです。

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TOM FORDと書いて 「大・正・解!」と読む


いやはや、ナツい奴さん連中から激励とも罵倒ともつかぬ応援メセージをいただいてしまったものですから、すっかりテンションがあがってしまったワタシでございますハイ。


さて、昨日に続いて憧れのトムフォードショップを訪れたときの事を脱線注意で書いてまいりましょう。


今日は単刀直入に、まずはお店の第一印象から、「なんとまぁ、入りにくいショップ・・・」

ちなみに、ワタシと同じ第一印象を持たれた方が90%以上いらっしゃることでしょうがそれもそのはず、ワタシ思うにトム自身がショップをデザインする段階で、意図して「入りにくいショップ」に作ったんだろうと思われます(勝手な想像ですけどね^^)

そもそも、お店に入りやすいか否かは「店内への誘導性」っちゅーもんが鍵で決まるわけでして、その店内誘導性の3要素「開放度」「透視度」「深度(幅に対する奥行きの深さ)」これ全てが入りにくいように設計してあるんですからそう思って当然なわけでございましょう。

補足ですが、トムがストアデザインする際に「入りにくい店と作ろう」というのが最優先にあったわけでは決してないと思います。要するに「トムフォードブランドが持つべきラグジュアリーブランドとしての世界観を表現する」という事が最優先にあって、トム自身がWWDで語っていたように「品質へのこだわり、仕様へのこだわり、そしてそれを提供する空間と接客のこだわり」これを実現するために、服飾系のブランドショップでは考えられなかったような、まるで宝石店のような誂えにしたんだろうと察せられるわけであります。(ボディ立たせずにトルソーにしたあたりも憎いッ)


次に、商品について、これについてはワタシ実際に買って着てみる勇気とお金がありませんので、あくまでも試着の感想を元にワタシの経験則から勝手に書くことでございますので、それを始めに申し上げて本題に移りたいと存じます。

ちなみに、情報等で既に分かっている事は、「トムフォードは、サヴィルロウの技とイタリアの粋を究極に高いところで融合させたクラシックスーツをメインに取り扱い、ス・ミズーラにも力を入れている」という事と、「その究極のプロダクトを生産するファクトリーに、トムはゼニアを選んだ」という事。ちなみにゼニアの中でもトップラインに位置する「クチュールライン」の製造工程を使っているという事ぐらいの予備知識を持って、恥じらいながら試着をさせていただいたわけであります。

ここでワタシが個人的に一番気になっていた、トム・イズムを色濃く受け継ぐ「GUCCI」や「YSL」のスーツとどう違うんだろう…というポイントに注目してみたのですが、おおまかな全体のシルエットはGUCCIやYSLと変わらず、とにかくウエストシェイプがかなりキツいシルエットでしたね。

目分量ですが46サイズでハーフウエスト46~47cmぐらいしかなかったんじゃなかろうか・・・ってことはブリオーニやゼニアの同サイズよりハーフで約4cmマイナスだから全体で8cm・・・つまり2サイズ分も細いって事!?なんて考えながらすまし顔で鏡に映ったわけでありますが、じゃぁシルエットはGUCCIと変わらないならどこがTOMは新しいんだよ!?と、親友タマ子の声が聞こえてきそうですが、

つまりは、「仕様」ということで、まずひとつは「生地の使い方」それと「縫製」と「ディテール」

生地は、黒が少なく超ベーシックな紺やグレーの無地・ストライプ・グレンチェックという、いわゆるビジネススーツの生地使い。ここんとこトムの世界観が如実に現れていますが、買うほうとしては60万円のスーツをいわゆるビジネスシーンで着る日本のお客さんほとんどいないですから、そこらへんで2着目3着目とお客様を育てていくためにどんな技を使っていくのか・・・ってとこが業界の人間としては興味津々な部分ですよね。

それから「縫製」と「ディテール」、ここはワタシ並々ならぬ期待を持って挑んだもんですから、大変失礼で勝手な意見ですが、正直期待を上回るこだわりではありませんでした。といっても、袖付けなんかは手縫いできれいに付いてますから、GやYSLのスーツに比べると着心地(腕の振り)は格段の差がありましたが、残念だったのはラペルだけじゃなくって見ごろのボタン穴も手でかがってあって欲しかったな(涙)って部分。あとですね、上襟の昇り具合なんかも、もうちっとこうグッときて欲しかったかな・・・なんて思いもありますがでもそれはオーダーすればきちんと合わせられるんでしょうね。

まぁあれですよ、トムはやっぱ偉大でしょうとマジデ。ここ10年のスーツの流れである「モードとクラシックの双方の接近同化減少(特にモードがクラシックへ大きく寄った)」の終止符がここで打たれたでしょうと。その意味でトムフォードはGUCCIで提言したメンズのあるべき姿をTOM FORDで完成させたという現代メンズファッション史に大きな影響を与えたでしょうと。いやまじでトムフォードすごいよ。

なんて今日も長々と書いてしまいましたので、これ以上は読む方の負担になりかねませんからこのへんで、トムのスーツの件については書けと言われればいくらでも書けそうですが、それはまた気分次第という事でお願いします。

ってか、余談ですけど、ラルフローレン・パープルレーベルのスーツって秀逸ですね。
でもこちらは逆に店構えが少々残念でした・・・(涙)


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さすが!
ミクロからそしてマクロからもトムフォードを捉えているpinoちゃん。エポックとなるよりも,一時的な結論を求めたのかもしれない。
これからも読み続けます。一年前に停められたWWDのかわりに。
【2008/02/15 09:40】 URL | 墨女 #-[ 編集]
>墨ちゃん

恐れ入りやす^^
頑張ってウプするよってに、ちょくちょく読んでちょ。

でもって、このブログで墨ちゃんのチカラになれることがあったらPR or リンク貼り付けバンバンOKだから、お気軽にお申し付けくださいな。

ってか、それと引き換えにひとつ「スーツ 着こなしのブログ」って一筆したためて♪

【2008/02/16 23:22】 URL | PINO #-[ 編集]
したためますよ。

土曜から中国に行ってくるし帰ってきてからね!
【2008/02/21 12:04】 URL | 墨女 #-[ 編集]
>墨美女ちゃま

ちうごく良いなぁ。
良き旅になりますようお祈り申し上げる。

それから一筆是非よろしくお願いします^^

出来るかどうか分からないけど、このブログの看板にさせていただきたい!


【2008/02/22 21:10】 URL | PINO #-[ 編集]















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まとめ

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